あ の 日 は !


  痛い 痛い 痛い、、、痛みが、どんどん強くなってくる、、、我慢できない。

救急隊員の方が「もう少しで着きます」と言ってくれるのですが、痛みは増すばかり。
救急車が病院に着き救急隊員の先導で中に、担当医師と話をして、レントゲン写真、MRI検査、他の検査をしました。
検査の結果は、「頸髄中心性損傷」と言われました。

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あの日は(3/8 金曜日)、朝からの晴天で強い風が吹いていました。
今年のスギ花粉は、例年より多く飛ぶと気象情報が出ていました。
また、中国で深刻な大気汚染の原因になっている微小粒子状物質「PM2・5」が日本にも飛来し、
8日の関東地方の天気予報で、花粉情報は非常に多いで見事に赤一色でした。

花粉症の私は飲み薬を飲んでいたのですが、前日からのくしゃみと目のかゆみが出てきた為に、
8日の午前9時過ぎに耳鼻科へ行きました。(この時季は耳鼻科の待ち時間が1時間〜2時間かかります)、
帰宅は11時半過ぎでした。午後1時からの訪問がある為、急ぎ昼食を済ませてから出掛け、4時ごろ帰宅。


あの日(金曜日)は、団地内公園の花壇の水やり当番です。帰宅後花粉対策のマスクを着用し出かけました。
公園3か所目の花壇で、、、思わぬ事故に!遭いました。

マスクで足元が見づらかったこともあり、濡れた花壇の土止め淵に足を滑らせて転びそうになりました。
お花を潰してはいけないと数歩前に出た時、今度は花壇の竹の柵に足を引っ掛けてしまいました。
大きな如雨露を持ったままの勢いで前のめりの状態になり、前頭部から公園の金網フェンスにぶつかりました。

ぶっかった瞬間、両手に強い衝撃が走りました。そして反動で金網から大きく弾き飛ばされ尻餅をつきました。
両手がおかしい!?立ち上がることが出来ません。公園にいたお母さん達が「大丈夫ですか?」と声をかけて
くれました。自分で足を整え手は使わずに両足で立ち上がりました。(後の花壇はお母さんたちに頼みました)

家に向かいながら“これは尋常では無い”直ぐに大きな(MRIなどある)病院に行かなければ。
家人に連絡がつかずタクシーを呼んで、かかり付けの先生のところへ相談に行きました。
通院している整形外科へ行きなさいと、タクシーを呼んでくださり西千葉の整形外科へ。

整形の先生は、私を見、話を聞き、「入院治療になるので任してくれますか」と言い病院に連絡をし、
OKを受けてから救急車を呼んでくださり、救急車で千葉の病院へ向かいました。

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担当の先生の指示で痛み止めの処置をし、そのまま病室へ移動(特別室の4人部屋)。
夜中、一向に痛みはとれません。動くことも眠ることもできず“もう限界”ナースコールをしました。
(左腕に針千本で叩かれて、重い鉄板がのし掛かっている、耐え難い痛みが続く)
痛みを止めるには点滴、それには手・足・首を固定しないとダメ、“我慢するしかない”と覚悟しました!
そして、眠れない長い夜を過ごし朝を迎えました(よく我慢しました)。

朝、先生から薬の処方が2種類出て、翌土曜日・日曜日は強い痛みが続きながらも一日中眠っていました。
日が経ち、薬が合っているとのことで徐々に効き、左手の痛みは取れませんが、右手の痛みは少しずつとれてきました。
まだ強い痛みと痺れは残っていましたが15日に退院しました(8日間の入院でした)。

外見上は何でもない様に見えますが、左腕に触られると痛みと痺れが走るので、触れられない様に用心していました。
左手は痛みと3本の指と手のひらが痺れ、右手は薬指が痺れ、両手で掴む事がまだ出来ません。
左手が使えない為、家事や趣味のお稽古は当分お休みです。
痛と痺れがあっても自分の気持ちが大事、落ち込んではいられません!でも辛い。

まさか花壇の水まきから、この様な事故になるとは思いもしませんでした(ショックです)。


このような事を書くのはお恥ずかしいのですが、身近に何が起こるかは誰も予知する事は出来ません。

どうぞ皆様も思わぬ事故に遭わぬように、十分お気を付けてお過ごしください。




有難うございました。

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