和 紙 人 形     

 

私の両親、父は大正95月宮城県生まれ、平成13年に永眠しました。

母は大正116月東京生まれ、現在84歳です。

過日、母から連絡が入りました、手作りした作品(両親の)を記念に残したいので写真を撮ってほしいとの話しでした。

実家に行き写真を撮り整理中に、HPで皆様にもみていただきたいと思い紹介させていただきます。

レディーファーストで母の作品より紹介いたします。

 

 二十数年前、実家に遊びに行くと部屋に一対の和紙人形が飾ってありました。 

訪問するたびに 和紙人形は少しづつ増えて本箱に綺麗に納められていきました。和紙の色は、無地でも白から赤・黒と

沢山あります、柄も可愛い柄から地味な柄までやはり沢山あります、紙質も軟らかい紙・硬い紙・波ありと数知れません。

和紙人形ですので年数が経っと色は褪せてきます、形も少しゆがんできますが、今でも雰囲気は変わりません。

 

                                             《作品は順不動です》

花嫁さん

お染め久松、 町娘

六段目 内蔵助とお軽

 

お正月 猿まわし、まとい火消し

藤娘と汐汲み

七五三のお祝い

 

能舞

内裏雛

文書き

 

佐渡おけさ

粋な町の風俗

五月の鯉のぼり

 

手小舞と姉様人形

 

 

 

 

小学生の頃、母が編んだ何色も入ったセーターを着て遠足に行きました。

お友達やお母さん達が可愛いねと誉めてくれて、同じようなセーターを編んで欲しいと頼まれました。成人して着物(小紋や道行コート)は母が仕立てる時もありました。夏の茶会(東京会館)では皆が揃いの浴衣を着ます、大柄の反物は柄合わせが難しく、母は上前の肩から胸元に上手く柄が入るように工夫して誰よりも良い浴衣で、お手前ができました。

 

 

父の作品は次回に更新させていただきます、有難うございました。

戻る

 

inserted by FC2 system