8月4日〜6日の2泊3日で昨年の尾瀬紅葉時のメンバー(M先生・A先生・乙女?ママさん)と山形・秋田県堺にある、
”鳥海山”へ高山植物(チョウカイアザミなど)を見に行ってきました。
今回の目的地”鳥海山登山”は、なかび5日の早朝から登る計画です。
往路(4日)の後半(夕刻)は、M先生のご案内で「蚶満寺」と「象潟漁港」へ行き、翌日登山する鳥海山を望んできました。


象潟(きさかた)は紀元前466年の鳥海山の大規模な山体崩壊によって浅い海と多くの小さな島々が出来上がりました。
やがて浅海は砂丘によって仕切られ、小さな島々には松が生い茂り、風光明媚な象潟の地形が出来上がりました。
東西の2000m、南北3000m程度ですので松島に比べると規模は小さいとの説明がありました、
運刻斎(M)先生のお話では「東の松島 西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉は「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と
言ったとのことです、また有名な俳句では「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠まれました。
芭蕉が訪れた後、1804年の地震で海底が隆起し、陸地化しまた。


かつての象潟の中心にある名刹「蚶満寺」の山門(左)   と山門前のお庭を拝見しました。
(実は17時過ぎて境内には入れませんでした)



境内には高札のような看板があって象潟と蚶満寺の由来を説明してあります、
昭和9年に象潟は国の天然記念物に指定されています。



松尾芭蕉像(左)と 「象潟や雨に西施がねぶの花」の西施像です。     



山門に夕日が映えます(左) 象潟が開花の北限と言われるネムの花が開花しています。



1804年に発生した地震で海底が隆起した象潟です、こうして眺めると海に浮かぶ島の様にみえます。



日本海に面した象潟海岸です(左) 夕方まで海水浴を楽しむ親子連れに会いました。



遠く鳥海山の頂上が見える象潟漁港です。



鳥海山がくっきりと頂上を見せています。   漁港の静かな水面に映る鳥海山をバックに記念写真です。



 鳥海山は雲の動きが早く刻々と姿が変わります。 漁港に住みついている猫の親子です。



漁船が整備のために引き揚げられていました、漁師のおじさんはとても愛想がよく鳥海山を指差して
「おらほ(我々)の山だべ」と笑っていました。




4日は、この他にもM先生に案内していただきました(何所か?楽しみにお待ちください!)。
鳥海山登山・帰路日の観光も含め、順不同となりますが後日更新させていただきます。

有難うございました。

inserted by FC2 system 戻る

inserted by FC2 system