昨年12月15日に行われました「平和と文化のつどい」の報告をさせて頂きます。

平和と文化のつどいは「核兵器はいぜつ都市宣言30周年」記念行事として、
下記のプログラムにより開催されました。

翠昌は第一部のカンタータ『この灯を永遠に』の合唱に参加させていただきました。

詳しくは、Link101の「音楽のつどい・平和のつどい」の、案内をご覧ください。

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四街道駅 改札口前に掲げられた「平和と文化のつどい」の大弾幕


【 第 一 部 】  式典(13:30〜14:30)

★  主催者挨拶  比留間克子
 ★  市長挨拶    佐渡 斎
 ★  教育長挨拶   高橋信彦
 ★  中学生20名四街道市広島派遣事業参加者:代表3名の報告
    佐々木麻理愛 ・ 森山航 ・ 鈴木由優弥
 ★ 平和宣言唱和   榊原明佑美


 ★ ♪ カンタータ 『この灯を永遠に』

脚本・作詞・作曲 : 安藤由布樹
指揮 ・演出 : 沖 雅子
   ピアノ:津久間陽子  稽古ピアノ:阿部明美
大日小学校合唱指導 
曾田智恵子、関原浩美、宮下百合絵恵、宗裕子
舞台感得: 阿部勲夫



舞台に設置された「原爆の灯」(開場前に撮影)





【 第 一 部 】  式 典

★  中学生20名四街道市広島派遣事業参加者

代表3名の報告



♪  カンタータ 『この灯を永遠に』の開演です 


《 あらすじ 》

福岡県八女市の旧星野村出身の山本達雄さんが、広島に出兵し昭和20年8月6日の原爆投下で叔父を
亡くします。 街を焼き尽くしたその火を持ち帰りずっと「恨みをはらす火」として燃やし続けて
いましたが次第に心に変化がうまれていき、無念を恨みでかえすなら明日涙を流すのは子供や孫たち。

皆、一個の地球に住む家族ではないか、「恨みをかえす火」としてではなくあの日を繰り返さない
「平和の日」としてひろめていこうと決意します。そして山本達雄さんのこの火を受け継いだ
八女市では今も記念碑を建立し、この灯をともし続けています。


老人達雄が舞台中央に入っくる、全体の様子


子供達(杉山晃・田中美妃・宮崎美羽・石津みゆき)と老人達雄(舞台中央・小林重昭)の会話 
バックは合唱団と弥助叔父さん(舞台右・平松修実)、語り(合唱前列中央・小林和子)


熱演の 祖母キク(沖 藍子)の独唱、  指揮(沖 雅子)


熱演の 青年達雄(川口宜郎)の独唱


合唱にテノールで参加された安藤由布樹(脚本・作詞・作曲)氏のご紹介と ご挨拶
お話しは出来ませんでしたが二日前のリハーサルにもお越しくださいました。有難うございました。


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【 第 二 部 】 被爆の原点 (15:05〜16:30)

 ★ 斎藤とも子(女優)
お話し 「広島と私」と
朗読  岩佐幹三・記「母と妹に捧げる思い」

 ★ 岩佐幹三(被団協代表委員)
 「被爆者として核被害と向き合って生きる」


【 第 二 部 】

講演  岩佐幹三 「被爆者として核被害と向き合って生きる」


講演後、岩佐幹三氏と斎藤とも子さんにお礼の品を贈呈


文化センター ロビーには、お越し下さった皆様の願いがアオギリの葉に書かれ掲示されました。
アオギリの葉のデザインは、孔版画の西岡とし子さん(終演後のロビーは照明が暗かった)




”吉永小百合さん” から素晴らしい色紙が届きました(拝見し感激しました)嬉しいですね


出演者全員の記念写真です(ゲスト出演、大日小50名の児童、中学生、合唱5団体)リハーサル後に撮影


本日(1/24)上野の美術館へ書を見に行きましたので、東照宮に寄りました(上野東照宮はLink37に記載)
境内右手に鳩のモニュメントがあり、中に「平和の火」が灯されていました。

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カンタータ「この灯を永遠に」の反響は素晴らしいものでした。
前列で歌った方のお話では、前にいらした何人かの方は涙を流しながら聴いていらしたそうです。

練習は3か月と短かったのですが回を増すごとに充実し、歌詞に込められた想いが伝わって来ました。
演技も少ない時間で大変だったと思いますが、心を合わせ素晴らしい舞台になって行きました。
(子供たちも演技指導に耳を傾けて、一生懸命 役になりきり素晴らしい舞台でした)

各パートの音とりや合唱指導に演技指導と、指揮・演出の沖雅子さんは一番ご苦労されたと思います。
プロの沖藍子さんの歌を聴き、練習前の発声では大変勉強になりました。

) 「大日小学校合唱団」「千葉合唱団」「ぞう列車合唱団」「東葛合唱団はるかぜ」「合唱団この灯」
と、多くの合唱団と一緒に歌うことは初めてで、大合唱の醍醐味を初めて味わいました。
翠昌は「四街道この灯を永遠に合唱団」の一員として参加させて頂いた事、幸せでした。

斎藤とも子さんのお話しと朗読は、説得力があり大変素晴らしいものでした。

岩佐幹三氏の講演は、大変熱のこもったお話しで、奥まで引きつけられるものがありました。

お二人のお人柄がにじみ出ていらして、親近感を覚えました。有難うございました。

☆ 表紙に載せました絵は、岩佐幹三氏の8月6の自筆絵です ☆


今回、翠昌が写した写真は、原爆の灯3枚、アオギリの葉4枚、鳩の平和の火、だけでしたが、
実行委員会の高橋氏を通じて、素敵な舞台の写真使用の許可を頂いて、15日の報告が出来ました。

実行委員会の皆様には、準備から本番と大変お疲れ様でした。素晴らしい脚本と、皆様がいらして、
多くの参加者と、お客様がお越し下さって「この灯を永遠に」が成功したと思います。

大変お疲れ様でした、そして有難うございました。


お寄せ下さったアンケートは、後日追加させて頂きたいと思います。


いつも訪問してくださり、有難うございます。

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